11月の薬膳食材②

美味しくて、体にもいい食材、鮭

さて、美味しいだけじゃなく、体にとってもいい食材である鮭ですが
おススメの調理法を2つご紹介したいと思います。

前回もお伝えしたように、捨てるところのない食材なので
色々な調理法があるのですが、今回お勧めしたい鮭の調理法の1つは、お鍋です。

だんだんと、お鍋を食べたい季節になってきましたね。
寒い時期にいただく鮭鍋には、特に味噌仕立てがおすすめです。
お味噌にも薬膳的な効果があり、それは、お腹を温め(お腹の冷える方に◎)、解毒作用があり(二日酔い、脂肪肝などに◎)、降気作用がある(しゃっくりや吐き気などに◎)とされています。

鮭鍋は、お味噌汁より少し濃いめの味付けにして、味醂やメープルシロップなどで少し甘みを加えて、味を調整しましょう。
高血圧やむくみの強い人、糖尿病の人などは、摂り過ぎに注意してくださいね。

もう一つの調理法は、熊さんの大好物、という名前のレシピ。
鮭を蜂蜜でマリネして焼くのですが、とっても簡単なのに美味しいのです!

★材料
・鮭切り身・・・2切れ
・はちみつ・・・大さじ2
・醤油・・・・・大さじ2
・生姜(すりおろし)・・・大さじ1
・サラダ油(焼く用)・・・大さじ1/2

★作り方
① ジップロックのようなものに、はちみつ、醤油、生姜を混ぜる。
② ①に鮭を入れ、30分以上漬ける。
③ 30分以上たったら、フライパンにサラダ油を入れ中火にかけ、②から取り出した鮭を入れて、片面を2分焼き、焼き色をつける。
④ 裏返して弱火にし、蓋をして3分ほど焼き火を通す。
* 手順①の際、粒マスタードを大さじ2ほど加えても、より風味が増して美味しいです。

冷え症によし、貧血によし、肥満によし、捨てるところもなし、鮭ってすごい魚!
カナダに来て、めっきり食べる機会の減った魚ですが、ラッキーな事に、私たち日本人の大好きな鮭は、割と簡単に手に入ります。

産卵のために一生懸命川を登る力強い鮭の力をもらって元気を補い、カナダの冬に耐えうる強い体を作りましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です