イベントブログ①

イベントブログ①

nagomi が、時々行っているイベントについても、お伝えしたいことがいっぱいです!

2019年の12月から電子書籍の宣伝を兼ねて、イベントへの出店、レストランのシェフとのコラボイベント、免疫力アップのイベントなど・・・+ 通常業務で忙しい日々でした。
そんな当たり前のような忙しい日々から一転。
2020年3月から、コロナウイルス感染拡大を防ぐ為、トロントの殆どのお店が営業を一時停止しています。
Nagomiも例にもれず、一時的にクローズしていますので、この機会に、イベントレポートを載せていきたいと思っています。

ヴィーガンおせち×薬膳
with  LIVE ORGANIC FOOD BAR

2020年の元旦、トロントの有名なヴィーガンレストランのシェフ、
Haruさん(Haruna Makino)と、彼女が主催するイベントで、コラボをさせていただきました!


彼女の、こだわりが詰まったヴィーガン料理は本当に美味しく、また、工夫がちりばめられていて、いつも驚かされます。

そんな彼女がシェフを務めるお店で、元旦限定として提供された
『ヴィーガンおせち料理』へ、薬膳食材を使ったメニューの提案と、食材の効能のご紹介をさせていただきました。

ミーティングでメニューを聞いた時からワクワクが止まらず、心から当日を楽しみにしていました!

◆メニュー◆
金針菜のかき揚げ(鉄分豊富)
レンコンのきんぴら(血行促進、体を温める)
黒豆煮(アンチエイジング)
ほうれん草のおひたし(鉄分補給)
かぼちゃと栗きんとん ターメリック入り(肝機能改善)
人参と大根のなます(消化促進)
胡麻豆腐 甘味噌ソース(潤い、便通改善)
さつまいもと舞茸の天ぷらの太巻き(免疫力アップ)
*全てヴィーガン、グルテンフリー

日本人の方も来てくださっていましたが、常連の方々がこのおせちを注文して食べてくださっている姿はとても感動的でした。

少しずつでも、カナダ人の方々に薬膳を知ってもらいたいと思う気持ちが、更に強くなった2020年の幕開けでした!

Live Organic Food Bar
264 Dupont St, Toronto, ON M5R 1V7 Canada
http://liveorganicfood.ca/


ウイルスに負けない体づくり③

カナダはまたもや非常事態宣言が延長されましたが、一方で、段階的に営業許可がおりた業種も、少しずつ出てきました。
日本でも多くの県が緊急事態宣言を解かれたと聞いて、少しずついい方向に向かっているのかな、と少し気持ちが上向きになってきました。

とはいえ、まだまだ制限も多く、不便で不安な日々は続きそうですね。

治療薬はだんだん承認されるようになってきてはいるようですので、少しずつではありますが、COVID-19 (新型コロナウイルス)のことがわかってきているように感じます。
しかし、まだまだワクチンの製造には時間がかかりそうですので、免疫機能を高めるなど、自分で身を守らないといけません。

新型コロナウイルスにかかった場合の対処法

中国から、今回の新型コロナウイルスに関する診療ガイドラインが発表されてきています。
日本感染症学会や漢方の専門家等も、中国からの情報をもとに情報交換がなされ、漢方薬治療の有用性が徐々に明らかになってきています。
報告書は世界中に発信され、もちろん、中国人の移民の多いカナダでも、最新の診療ガイドラインが手に入れられますし、インターネットでも閲覧できるようですので、みなさんにも見ていただけます。

一般に公表されているサイトを以下にご紹介したいと思います。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000043387.html

http://www.kansensho.or.jp/modules/news/index.php?content_id=140

カナダに発信されたガイドラインは、トロントの中医学の学校から鍼灸師や中医師向けに配られたものなので、リンクを載せることはできませんが、日本に配られた上記のガイドラインと全く同じ内容でした。

ただし、日本では薬事法などもあり、ここに書かれている生薬全てが手に入るというわけではありませんので、ご了承ください。

中国では、新型コロナウイルスの感染者に、西洋医学と東洋医学両方のアプローチでの治療を行なっているところが多く、この2つを上手に使った場合の治癒率が高いことがわかってきました。

新型コロナウイルス感染症は
湿毒疫(しつどくえき)
と言って、体の中の湿気が症状を悪化させるという考え方もあるようです。

この湿毒に、
藿香正気散(かっこうしょうきさん)
という方剤を使うことを勧めていますが、もともと『藿香正気散』は、夏風邪や、クーラー病によく使われるお薬です。胃腸が冷やされることによって消化器の機能が弱まって体調を崩す風邪などに使われていますが、新型コロナウイルスの初期で、自宅での経過観察などをしている段階で服用することが望ましいと言われています。

今の日本やカナダの医療形態を考えると、重症化して病院にかかってから漢方薬で治療するというのはあまり考えられないと思いますので、医師の指示にしたがっていただくしかないのですが・・・
発熱がひどくなってきて、もし生薬が手に入るようなら、
清肺排毒湯(せいはいはいどくとう)
を処方してもらうといいそうです。

上記の漢方薬においても、必ず専門家に相談の上、服用してください。

中医学では、治療方針を決める上で、『証』いう診断のようなものがとても大切です。この証は、脈診、問診、触診、舌診などから、細かい情報をたくさん得て導き出されるものです。
この『証』を見誤って、うっかり合わない漢方薬を飲んでしまうと、効果がなかったり悪化させてしまったりする場合があります。
必ず専門家に相談して、処方してもらってください。

息苦しさ、倦怠感、味覚障害等、初期症状が、以前よりも一層明らかになってきています。
基礎疾患の有無によっても症状が異なるようですが、自分が新型コロナウイルスに感染しているのかな?と感じたら、病院には行かずに、各都道府県の対策の指示にしたがって、各自治体の感染症電話相談窓口等に電話で連絡を取って指示を待ってください。

今回、中国、韓国、台湾では、中医師などの伝統医療専門の医師が西洋医学の医師と共に第一線で新型コロナウイルスに携わっています。
今回のウイルスは、まだ正体が100%明らかになったわけではありませんが、西洋医学と東洋医学、両方からの治療によって、よりよい結果が出ているという報告もあります。

日本でも、もともと漢方薬は感染症に使われていました。
まだまだ研究段階ではありますが、西洋医学と東洋医学のいいとこ取りで、新型コロナウイルスに打ち勝てることを、心から願っています。

まだまだ不便な日々は続きますが、今は、健康でいられる毎日に感謝しながら、免疫を強くしたり予防をしたり、収束に向けてできることを精一杯やっていきましょう。

改めて、この度、新型コロナウイルスによる感染により、お亡くなりになられた方々に謹んでご冥福をお祈りいたします。
そして、被患された方々にも心よりお見舞い申し上げます。
1日も早いご回復と、感染の収束をお祈り申し上げます。

ウイルスに負けない体づくり(番外編)

ウイルスに負けない体づくり(番外編)

免疫力を高める食材

毎朝の習慣、マヌカハニー

私は、毎朝、漢方薬に加え、マヌカハニーをいただきます。

基本的には、マグカップ1杯のお湯にティースプーン1杯のマヌカハニーを溶かして飲みます。
日によって、レモンを入れたり、生姜を入れたり、漢方薬を全部溶かして飲んだりもします。

中国では、はちみつ自体、古くから薬として使われてきました。

「本草網目(ほんぞうこうもく)」という中学の古い薬学書では、『万病に効く不老長寿薬』として記されており、「丸剤(がんざい)」という種類の漢方薬を作る上でもかかせないものとなっています。

中医学・薬膳的には、胃痛をやわらげたり、肺を潤して咳を止めたり、腸を潤して便秘を改善したり、などの効果があると言われています。

はちみつの中でも特に味も濃く、殺菌、抗菌作用が高いのが、みなさんもご存知のマヌカハニーです。

マヌカハニーはニュージーランドが原産で、メチルグリオキサールという成分が含まれているのが特徴で、このメチルグリオキサーが持つ殺菌力は、マヌカハニー以外のはちみつが持つ殺菌力の、約2倍とも言われています。
この殺菌能力の高さが、ピロリ菌や大腸菌などといった体内にいる悪性菌に効果を発揮すると言われる所以です。
さらに、このメチルグリオキサールは、善玉菌を殺さず悪玉菌だけを殺菌することができる、唯一の成分!

もちろん、中医学で昔から使われているような、喉の痛みや咳にも効果があります。はちみつのど飴、マヌカハニーが入ったのど飴なども、よく見かけますね。

他にも、口臭予防、歯周病予防などにも使われ、私は息子が口内炎になった時にも塗っています。やけどや傷の症状にも使えるそうです。
マヌカハニーは、 一般のはちみつに比較して、カロリーも糖分も高いですので、食べ過ぎは注意ですが、これだけ美味しくて万能な食べ物、上手に取り入れたいですね。

マヌカハニーの選び方

マヌカハニーを選ぶとき、パッケージで目にするのが『MGO』とか『UMF』といった数値です。
これらが何を表しているのか、をきちんと知ることで、目的にあったマヌカハニーを選ぶことができます。

『MGO』は、2008年に、ドイツのトーマス・エレン教授が発見した抗菌成分、『Methylglyoxal(メチルグリオキサール)』の略です。
1kgのマヌカハニーの中に、『メチルグリオキサール』が何mg含まれているかを表しています。

そして『UMF』は、『Unique Manuka Factor』と言って、『メチルグリオキサール』が発見される前の1998年に、イギリスの生物学者であり、マヌカハニー研究の第一人者であるピーター・モラン博士によって定められた、殺菌作用を示す数値です。
この、『Unique Manuka Factor』も、後々メチルグリオキサールであることがわかっています。

つまり、どちらも『メチルグリオキサール』の数値を量るもの、ということですね。

『MGO』は『UMF』をベースに研究された測定方法で、より正確だと言われています。
ですが一方で、『UMF』は、生産から流通までの過程をしっかり管理しているのに対し、『MGO』はそこまで市場管理されていないと言われています。

ちなみに、私はMGO 250+、UMF 10+ という品質のものを愛飲しています。

数値が高いほど、やはりお値段も高くなります。
普段のウイルス予防、健康維持、免疫向上にいただくのには、これくらいの数値のもので十分だと思っていますが、ピロリ菌などの治療等の目的に使う場合はもう少し数値の高いものを選んだ方がいいと思います。
ご自分が商品を選ばれる際、参考になさってくださいね。

はちみつに関する注意点

こんなにオススメの食材、はちみつですが、一つ大切な注意点があります。

はちみつ全般に関してですが、1歳未満のお子さまには、絶対に与えないでください(ご存じの方も多くいらっしゃると思います)。

その理由は、はちみつに含まれる「ボツリヌス菌」により「乳児ボツリヌス症」という病気を引き起こす可能性があるから。

ボツリヌス菌自体は、自然界に広く存在している菌の一つで、多く摂取すると食中毒の原因にもなりうる菌の一種です。
そんなものがはちみつに含まれてるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、はちみつに含まれるボツリヌス菌はごくごく微量。
大人にとっては特に何ら問題ありません。
でも、赤ちゃんの腸内環境は未熟なんですね。
1歳未満の赤ちゃんだけが「乳児ボツリヌス症」を発症してしまうのです。

さらにボツリヌス菌は100度程度の熱にも強く、長時間加熱しても殺菌はできませんので、とにかく、1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを食べさせないようにしてくださいね。

身近にある食材も、効果をきちんと知って食生活にうまく取り入れ、免疫力を高めていきましょう。

免疫力を高めるシリーズ、まだ続きます。
See you soon!

ウイルスに負けない体づくり②

ウイルスに負けない体づくり②

免疫力を高める重要性

この度、新型コロナウイルスによる感染により、お亡くなりになられた方々に謹んでご冥福をお祈りいたします。
そして、被患された方々にも心よりお見舞い申し上げます。
1日も早いご回復と、感染の収束をお祈り申し上げます。

世界中が新型コロナウイルスの影響を受ける中、トロントでも非常事態宣言が出されています。
情報も多すぎて、過度な心配をしすぎたり、逆に麻痺して、どれも信じられなくなったりしていませんか。

今の時点でかかっていない方も、もう大丈夫、と安心できる状況ではありません。
ワクチンの生産ももう少し時間がかかりそうですし、何かできることといえば、やはり自分自身で、自分や家族、コミュニティーを守ることです。

自分でできること、といえば、みなさんもおわかりの通り、免疫力を高めること。

免疫力を高める、という予防医学は、中医学の基本となる考え方です。
中医学/東洋医学は、何千年という歴史の中で、何度も疫病と戦ってきました。
新型コロナウイルスによる肺炎から回復して退院した5万人を超える人々の大半が、中医学治療と西洋医学の併用が効果的だったことを、中国の保険部門が明らかにしています。
予防、対処法など、中国の大学病院等で経験を交えた症例の診療マニュアル等もできており、どんどん情報が得られるようになってきました。

今日は、感染症を経験してきた中医学より、免疫を強くする養生法をシェアします。

免疫力と衛気(えき)

中医学の考え方で 「“気” の力」「“気” を整える」というものがあります。
いわゆる元気の “気” です。
“気”のくわしい話は少々複雑なのでここでは省きますが、
この “気” の中でも “衛気(えき)” は、免疫調整能力・バリア機能・環境に対する総合的な適応能力であると考えられており、衛気を強くすることで、病気にかかりにくくなると言われています。
ウイルスは、主に口、鼻、喉、目などの粘膜組織から侵入しますが、衛気を養うと言われる “玉屏風散(ぎょくへいふうさん)” という漢方薬は、薬理実験で粘膜上皮細胞のバリア機能を強化することが確認されています。
“板藍根(ばんらんこん)”、“板藍茶(ばんらんちゃ)” も、抗ウイルス作用、抗菌作用、免疫増強作用があり、SARSの時に中国で大活躍した生薬として知られています。

ちなみに、うちは家族みんなで玉屏風散と板藍根を一生懸命飲んでいます。

また、衛気を強くするには、中医学でいう “腎”、“脾”、“肺” の気を補って、元気にしておく必要もあります。
衛気の根源は腎にあり、脾から栄養をもらい、肺の働きで全身に運ばれるからです。

それでは、どんな食材が、“腎”、“脾”、“肺” を元気にするのかをご紹介します。

“腎” “脾” “肺”を元気にする食材

腎:松の実、桑の実、クコの実(goji berry)、くるみ、黒豆、黒米、黒キクラゲ、黒ごま、海草類、粘りや渋みのあるもの、山芋、もち米、蓮の実、銀杏、牡蠣、ラム肉、牛肉、鶏肉、エビ、生姜、シナモン、ニラなど、海苔、昆布、その他の海草類、なまこ

脾:うるち米、もち米、オートミール、ハト麦など、じゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、長芋、きのこ類、生姜、りんご、桃、キャベツ、大豆、インゲン豆、ささげ、白豆、栗、牛肉、鶏肉、うなぎ、どじょう、鯖、タチウオ、カツオ、スズキ、イワシ、タラ、ローヤルゼリー、はちみつ、など

肺:もち米、長芋、杏仁、ジャガイモ、さつまいも、梨、ユリ根、白きくらげ、白ごま、牛乳、チーズ、桃、うずら肉、どじょう、鯖、ローヤルゼリー、はちみつ、小松菜、アスパラガス、松の実、ひまわりの種、鶏卵、いちご

“腎”の力を補う食べ物の特徴として、黒い色の食材、木の実類、ねばねばしているもの、などがあります。
“脾”の力を補う食べ物は、穀物、芋類、きのこ類、甘味(自然のもの)があり、そして白い色の食べ物は“肺”を潤すと言われています。

この新型コロナウイルスは、感染しても症状が出ない場合が多いというの特徴があり、それが感染を広げた理由の一つでもあります。
知らないうちに感染し、症状が出ないまま人にうつしている…ということも、大いに考えられるのです。
当然ながら、逆に、知らないうちにもらってしまっている可能性もあります。
知らないうちにウイルスが行ったりきたりしている中、免疫を高めて感染しない、感染しても悪化させない力をつけておく、というのが大事になってくるのではないでしょうか。

前回のブログにも書いた、免疫力を高めるには?の項目も馳せて、参考にしていただけるとうれしいです。

情報が非常に多く、信憑性が乏しいものもありますし、私自身は、あまりいろいろと見ないようにはしているのですが、日本の情報の中では、以下のサイトをよく見ています。

山中伸弥教授の新型コロナウェブサイト
https://www.covid19-yamanaka.com/

厚生労働省 新型コロナ関連
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q9

次回は、かかってしまった時の対処法、養生法などについてお話します。
みなさま、くれぐれもご自愛くださいね。

ウイルスに負けない体づくり①

ウイルスに負けない体づくり①

免疫力を高めましょう

世界中で新型コロナウイルスやインフルエンザが猛威をふるっていますね。

ウイルスや感染症にかかりやすいこの時期、免疫力を高めてウイルスに負けない体をつくりたいものです。

免疫力、免疫力って言うけど、いったい免疫ってなに?

免疫というのは、自己防衛システムで、外から侵入した細菌やウイルス、体内で発生したがん細胞を撃退しています。
私たちの体にも、空気中にも、あらゆる場所に、細菌やウイルスはうようよとしています。
それなのに、病気にかからないのは、これらの免疫システムを担う細胞がパトロールをし、攻撃をし、上手に働いて、私たちの体が病気にかからないようにしてくれているからです。
なじみのある細胞名では、T細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞などを挙げることができます。

免疫力が下がると、ウイルスや感染症にかかりやすくなるのはもちろんのこと、アレルギー症状が出やすくなったり、疲れやすくなったり、下痢になったり、肌荒れの原因になったりします。

免疫力を高めるには?

・腸内環境を整える
免疫細胞の約6割は腸にいると言われています。
腸内の善玉菌を増やすことで免疫力、解毒力を高めると言われています。
善玉菌を増やす食べ物といえば、日本人の私たちがまず思い浮かべるのは、発酵食品!に発酵食品には、味噌、醤油、酢、納豆、ぬか漬け、たくあん、キムチ、チーズ、ヨーグルト、パン、日本酒、ビール、焼酎、ワイン、などがあります。

・睡眠をしっかりとる
免疫細胞が活発になり、免疫力が高まるのは、睡眠中のリラックスした状態です。
アメリカの研究でも、
”睡眠時間が7時間未満の人は8時間以上の人に比べて3倍以上風邪をひきやすい”
”睡眠時間の2〜8%ねむれない人は、ぐっすり眠れる人に比べて約5倍風邪をひきやすい”
などというデータがでているそうです。
睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こし、免疫調整に関係している自律神経が乱れることで免疫力も落ち、ウイルスや細菌と戦えなくなります。

・首を温める
東洋医学では、ウイルスや風邪など外から入って体に害を与えるものを外邪と呼び、首のうしろ、背中の上部から入ってくると考えます。
風邪を引いたな、と思う瞬間は首の後ろがゾクゾクっと寒気がしますよね。スカーフやマフラーで首をカバーすることがとても大切です。

・暖かくする
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度といわれています。
免疫力は、体温が1℃下がると30%も低下すると言われています。
逆に、1℃上がると最大5~6倍アップするともいわれており、このことからも、体温を上げることがいかに大切か、よくわかりますね。
朝一番のお白湯、食事の後のお白湯、おすすめです。

・手洗い、うがい、アルコール除菌
マスクより手洗いが効果的と言われていますね。
アルコールはウイルスの膜を壊してダメージを与えると言われています。
手洗いをする時は、外出から帰ったら、せっけんでしっかり1分間ほどかけて洗いましょう。
きれいに洗った手で、できれば顔も洗うとより効果的です。
手にウイルスがついているだけでは感染しませんが、その手で目、鼻、唇などを触ることによって、粘膜からウイルス感染する場合が非常に多いです。ぜひ実行してみてください。


次回は、東洋医学的なウイルス対策、もう少し詳しく説明したいと思います。

12月の食材②

12月の食材②

亜鉛・タウリンで、肝臓・胃腸をサポート

栄養学的に、牡蠣は、鉄や亜鉛、ビタミン、葉酸など、造血に欠かせない成分が豊富で、貧血に有効的です。
特に疲労回復に欠かせない亜鉛の含有量が多く、抗酸化作用があり、免疫力を高め、血糖値を下げる効果もあるそうです。

栄養ドリンクでおなじみのタウリンも豊富!
肝臓を元気にすることで、血がサラサラになり、血中コレステロール値の減少、高血圧や脳卒中の予防などに役立つといわれています。
最近は、この牡蠣のタウリンが、肝臓に溜まった中性脂肪を体外に出す働きがあり、脂肪肝の予防になる事も発表されています。
そんな牡蠣を使ったお手軽な薬膳レシピをご紹介いたします。

牡蠣と生姜の炊き込みご飯

★材料
米 2合
醤油        大さじ1(煮汁用)+大さじ1(炊飯用)
みりん        大さじ1
酒        大さじ1
冷凍牡蠣    8粒(お好みで)
生姜        親指2つ分くらい
だし昆布    5〜7cmくらい

★作り方
① 米2合をといで、ざるにあげておく。生姜は千切りにしておく。
② 醤油、みりん、酒、各大さじ1を鍋に入れて火にかける。沸騰したら冷凍牡蠣を入れ、再度沸騰させる。
③ 沸騰したら弱火にし、2分ほど煮てから火を止め、牡蠣と煮汁をわける。
④ ①の米と生姜を炊飯器に入れ、醤油大さじ1と③の煮汁を入れて、軽くまぜる。
⑤ 水を炊飯器の米2合の線に合わせて加え、軽く混ぜ、米の上に出汁昆布と③で分けておいた牡蠣をのせる。
⑥ 炊飯ボタンを押して炊飯する。

*生姜の辛味が苦手な方でも、炊くと辛味が抜けて生姜の風味だけが残るので、辛さはあまり気にならないと思います。

イベント出店してきました!

イベント出店してきました!

冬まつりのイベント@トロント日系文化会館

先日、トロントの日系文化会館で、冬祭りが催され、和菓子やお茶、寒天など、いくつもの和なお店が出店しておられました。

私たちも、電子書籍の宣伝を兼ねて、何年かぶりに出店しました。

お持ち帰りいただけるものとしては、「12ヶ月のおもてなし」にも載せているジンジャージャムや、雑穀クラッカーもたくさんご購入していただきました。

お食事には、電子書籍に載っている薬膳カレーをアレンジした、薬膳ベジタリアンカレーや、鮭とキノコの豆乳みそスープを販売。
みなさんにおいしいと言っていただいて、大満足でした!

この薬膳カレー、薬膳ベジタリアンカレーを簡単に作れる、オリジナルカレースパイスミックスも販売し、こちらもご好評いただきましたよ!
ありがとうございます!!

中医学で使われる五行説では、緑、赤、黄、白、黒のものをバランスよく摂ることがよい、とされています。このカレーには、5色すべて入っている上、スパイスもあまり辛くなく、辛いのが苦手な方にも召し上がっていただけます。

スパイスミックスを購入された方に、ブログにレシピを載せるお約束をしていましたので、こちらでご紹介致しますね。

レシピ本「12ヶ月のおもてなし」では、夏のメニューとしてご紹介いたしましたが、これから寒くなりますので、温まるスパイシーなお料理もおススメです。

ぜひ、作ってみてくださいね!

★薬膳ベジタリアンカレー

・材料(6〜7人分)
たまねぎ 中2個
人参 中1本
なす(米なす)1/2本
マッシュルーム 4個
枝豆(冷凍) 1カップ(250ml)
コーン(冷凍)1カップ(250ml)
黒豆(缶) 1カップ(250ml)
にんにく 1かけ
しょうが 親指大ほど
米粉 大さじ3
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
メープルシロップ 小さじ1
塩 小さじ1/2
水 1カップ
サラダ油(炒める用) 大さじ1
ホールトマト(缶) 1缶(796ml/28floz)
nagomi オリジナル カレースパイスミックス 大さじ8〜10
板チョコレート(1〜2かけ)またはバター(大さじ1)のような油分

・作り方
①小さな容器にカレースパイスミックスの材料をあらかじめ混ぜておく。
②にんにく、生姜をみじん切りにする。
③たまねぎ、人参、なす、マッシュルームを約1cm角のさいの目切りにする。
④大きめのフライパンに、サラダ油、にんにく、生姜を熱し、香りがたってきたら中火でたまねぎ、にんじん、なす、マッシュルームを炒める。
⑤たまねぎがしんなり透明になり、野菜にだいたい火が通ったら、米粉、カレースパイスミックスを加え、香りが立つまで炒める。
⑥冷凍コーン、冷凍枝豆、水切りした黒豆、トマト缶を加え、水を注ぎ入れる。トマトを潰しながら焦げないように時々混ぜながら煮詰めていく。
⑦水分が減ってトロリとしてきたら、しょうゆ、砂糖、メープルシロップ、塩を加えて混ぜ、煮立たせる(好みの味になるように、少しずつ調節しながら)。
⑧チョコレート、バターなど、油分のあるものを最後に加えて、5分ほど煮る(焦げないように時々混ぜながら)。

野菜を季節のものに変えたり、油分をごま油やココナッツオイルに変えたり、色々なアレンジができます。
茹でて冷凍しておいたハトムギも、冷凍コーンや枝豆と同じように使えます。

いろいろなお野菜でアレンジして、楽しんでみてくださいね!

See you soon!

12月の薬膳食材①

12月の薬膳食材①

海のミルク、牡蠣は立派な薬膳食材!

早いもので、もう師走。

パーティーシーズン到来ですね。

今回は冬に食べたくなる、牡蠣のお話です。

牡蠣の調理法は盛沢山。
生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣フライ、土手鍋、チャウダーなど、何通りにもおいしい食材ですが、 “海のミルク” と呼ばれるほど、栄養価も高いのです。

魚介を生で食べる事の少ない欧米でも、古くから生食されていますね。

牡蠣のような魚介がもつ自然の 鹹味(かんみ:塩からい味)は、冬に弱りやすい “腎” の働きを助ける、おすすめの食材です。

精神を安定させる漢方薬

中医学では、殻の部分を “ぼれい” 、肉の部分を “ぼれいにく” と呼び、それぞれの効能によって使い分けています。

殻の部分は、代表的な精神安定薬として、不安、動悸、不眠などの不安神経症や、頭痛、めまい、耳鳴り、煩躁などの興奮状態を鎮めるのに使われます。

一方、肉の部分は、潤い効果に優れており、血の不足からくる不安感や動悸、めまい、ストレスの緩和、スタミナ不足を補うので、病後や産後の回復サポート、母乳の分泌を促すのにも効果的だと言われています。
血を補い、潤す力が強いので、美肌効果も期待できますし、イライラ、落ち込みなど、更年期にも適した食材です。

中医学でいう “腎” は、水分の排泄以外に、成長、老化、生殖機能を担う臓器でもあると考えられているので、牡蠣の鹹味はアンチエイジングにも効果があると言えます。

次回は、そんな栄養満点、女性に嬉しい栄養素いっぱいの牡蠣を使ったレシピをご紹介します。
See you soon!

Cover Photo by Charles Koh on Unsplash

11月の薬膳食材②

美味しくて、体にもいい食材、鮭

さて、美味しいだけじゃなく、体にとってもいい食材である鮭ですが
おススメの調理法を2つご紹介したいと思います。

前回もお伝えしたように、捨てるところのない食材なので
色々な調理法があるのですが、今回お勧めしたい鮭の調理法の1つは、お鍋です。

だんだんと、お鍋を食べたい季節になってきましたね。
寒い時期にいただく鮭鍋には、特に味噌仕立てがおすすめです。
お味噌にも薬膳的な効果があり、それは、お腹を温め(お腹の冷える方に◎)、解毒作用があり(二日酔い、脂肪肝などに◎)、降気作用がある(しゃっくりや吐き気などに◎)とされています。

鮭鍋は、お味噌汁より少し濃いめの味付けにして、味醂やメープルシロップなどで少し甘みを加えて、味を調整しましょう。
高血圧やむくみの強い人、糖尿病の人などは、摂り過ぎに注意してくださいね。

もう一つの調理法は、熊さんの大好物、という名前のレシピ。
鮭を蜂蜜でマリネして焼くのですが、とっても簡単なのに美味しいのです!

★材料
・鮭切り身・・・2切れ
・はちみつ・・・大さじ2
・醤油・・・・・大さじ2
・生姜(すりおろし)・・・大さじ1
・サラダ油(焼く用)・・・大さじ1/2

★作り方
① ジップロックのようなものに、はちみつ、醤油、生姜を混ぜる。
② ①に鮭を入れ、30分以上漬ける。
③ 30分以上たったら、フライパンにサラダ油を入れ中火にかけ、②から取り出した鮭を入れて、片面を2分焼き、焼き色をつける。
④ 裏返して弱火にし、蓋をして3分ほど焼き火を通す。
* 手順①の際、粒マスタードを大さじ2ほど加えても、より風味が増して美味しいです。

冷え症によし、貧血によし、肥満によし、捨てるところもなし、鮭ってすごい魚!
カナダに来て、めっきり食べる機会の減った魚ですが、ラッキーな事に、私たち日本人の大好きな鮭は、割と簡単に手に入ります。

産卵のために一生懸命川を登る力強い鮭の力をもらって元気を補い、カナダの冬に耐えうる強い体を作りましょう。

11月の薬膳食材①

11月の薬膳食材①

まさにこれからが旬!の薬膳食、鮭のご紹介

はやいもので、もう11月。
今回は、これからがまさに旬を迎える食材である “鮭” についてです。

10月初旬から中旬にかけ、トロント近郊では鮭の遡上がピークを迎え、見に行く人たちもたくさんいます。
鮭が産卵のために命がけで川の流れに逆らって登ろうとする姿は、本当に感動的ですよね。

捨てるところがないと言われる魚

日本人が最も買う魚介類は、鮭。
そして、世界中で獲れる鮭の4割は日本人が消費しているそうです。

そんな日本人に愛される鮭は、捨てるところがないと言われる食材の一つ。
筋子やいくらにはじまり、頭は三平汁やあら煮に、頭の軟骨は氷頭とよばれ、氷頭なますとして食されます。
皮は湯引きして酢の物に、オスの背わた(腎臓)もメフンという塩辛となり、珍味として人気があるようです。
鮭の缶詰なんかも、お魚の骨までおいしく食べられる一品。
なおかつ、使いやすく、とっても便利ですよね。

アスタキサンチンの力

鮭の鮮やかな色、サーモンピンクとよばれるこの天然の赤い色素は
“アスタキサンチン”
といいます。

鮭は、 川を登る際、強い紫外線を浴びるので活性酸素が多く発生しますが、この活性酸素から体を守るのが、抗酸化力が非常に高いアスタキサンチンなのです。

アスタキサンチンは、万病の元といわれる活性酸素を除去して、免疫力を高めてくれる働きがあります。


江戸時代の薬物書「本朝食鑑」には、すでに鮭についての薬膳的な記述があります。

「胃腸を温め、気を補って筋骨を強化し、生殖能力を高める」

確かに鮭は、消化器系を丈夫にし、体を元気にするので、食欲不振、腹部の冷え、冷え性、疲れ、貧血、めまい、下痢、血栓予防、肥満の改善、生活習慣予防などに効果があるとされています。
また、肉よりも低カロリーで高タンパクなので、ダイエット中の方や、アンチエイジングにもおすすめですね。

では、そんな捨てるところがない鮭の美味しい食べ方について、次回はお伝えしたいと思います。
11月の食材②に続く↪︎

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